気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】




「え~っ!?マジかっ」


 かなり驚いている進。

 女子じゃなかったら俺呑気に『またか』なんて言わねぇからっ

 なんてひとり心の中でツッコミをしていると、


「夏音~っ!優生に隠れてるんじゃないよ~っ」


 佐々木が前方から走ってくる。

 最高に意地の悪い顔をして、心底愉しそうに走ってくる。


「ひゃあっ!き、キターッ!!!」