「シフォン、今日ね、ゲーセンに行ったの」

「うにゃ~」


 彼女を抱き抱え、頭をゆっくり撫でると、優しくノドを鳴らし始めた。

 すっかりご満悦のよう……

 もう今日はいいや

 可愛いシフォンを撫でている方がいいし。


「あっ………」


 しまった、連絡するの忘れてた……


 急いでカバンからケータイを取りだし、彼の電話番号を探しだし、電話をかけた。