「みほ~~っ!」 最後の助け船未歩を呼ぶ。 「ほいほ~いっ」 あぁ、来てくれた……… 急いで手に持っていたワンピースを渡して言った。 「それ着てみてっ」 「えっ、ちょぉいっ」 未歩の意志は完全に無視で試着室に押し込めた。 それから数分後に未歩が出てきたときに、 「どうかな?」 私はニコニコしてしまった。 未歩にあまりにも似合っていたから。