「もう暗いし送るよ」 もう日が暮れて外は真っ暗だった。 少し怖い気持ちはあるけど、これ以上彼と一緒にいたくない。 「大丈夫…家近いから」 なんて嘘をついて逃れようとした。 「じゃあ、俺のケー番教えとくよ」 はい? なぜそうなる? 全然私の返事と噛み合ってないしっ! 「どうして?」 「心配だから」 そう言ったかと思うと、ケータイをすっとポケットから出し、画面をこちらに向けた。 「家に着いたら連絡してよ、これに」 心配なんていらないのに…… というよりか、心配なんかされたくない。