「おぉ、来たか!よしよし、可愛いな~」 シフォンは上田優生の方に走り、膝の上に乗って幸せそうな顔をして撫でられている。 「な、んで……?」 有り得ない光景に、ただ唖然として開いた口が塞がらない。 「んー?首か~?」 「ニャーォ♪」 撫でられて幸せそうに喉を鳴らしながら鳴くシフォン。 「優生くんになついちゃってるわね、シフォン」 「うん……」