気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】




 ・・・・・・。

「はぁっ!?」

 あの……
 驚き過ぎて椅子から落ちそうになった。

「あれ?違うの?」

 言った彼はキョトンとした顔でこちらを見る。

 いや、甘えるって……


「いや、大当たりよ優生くん!いつか優生くんにも甘えるようになるよ!」

 えっ!?そうなのっ!? 
 私甘えるのっ!?

「あ、やっぱり~?」

 納得するな、上田優生っ!

「断じて私は甘えないっ!百歩譲って甘えるとしてもっ、上田優生には甘えな~~~いっ!!!!!」