『あ…初めまして。真琴です……』

「あらそう、じゃあそちらの男の人は?」


「高田です。」


高田って言うんだぁ…


「二人とも、本当にありがとうね!これはその……御礼のアイスなんだケド……」


そう言って、龍クンのお母さんは
私達の掌に、1コずつのせた。


御礼を言うと、龍クンとお母さんは

手を振りながら
帰って行った。



今日は、良いコトしたなぁ……

空を見上げて
息を吸う。