豹変彼氏のキスの味【完結】




「お疲れ様でーす!」


笑顔の店員が乗ってるお客さんのシートを外す。


久し振りに乗ったジェットコースター、楽しかったな!





『おぃ真琴、降りるぞ。』






………返事無し。





『…真琴?』


そう言うと俺は、真琴の肩をポンッと叩いた。






「……ふ…ふぇ…」





え!!?


『真琴!?』


泣いてる…!?





『どうした!!?』


とにかくこのまま乗ってるのは、次の客に邪魔だから

一旦この場を離れた。