──そして、この流れで洋介は、ちゃっかり家(うち)に来てしまった。 しかも、居酒屋であまり食べれなかったせいもあり、洋介は夜ご飯まで食べていた。(あたしはデザートの葡萄だけ食べた) その後、お父さんと晩酌までしていた。 夜の9時を回った頃。 「洋介、帰らなくていいの? 明日も仕事でしょ?」 リビングで楽しそうに飲んでいた、洋介に向かってトゲトゲしく言った。 ちなみにあたしは、ダイニングから晩酌の光景を見ていた。 「あぁ。明日休みなんだよ」 「休みー!?」