──そんなことがあってから、数日後。 彩さんから飲みに誘われた。 1人でいると舞のことばかり考えてしまうから、ちょうど良かったと思い誘いを受けることにした。 「洋介君」 仕事帰り、居酒屋に行くと彩さんは先に来ていて、片手を上げオレを呼んだ。 この前と同じカウンター席に座る。 「お疲れ様です」 「お疲れ~。誘いに乗ってくれてありがとう」 「いいえ。こっちこそありがたいです」 「ふふふ。ありがたいって大げさな気もするけどいっか。仕方なく来られても嬉しくないしね」