「これ…ハンドボール投げの球よね…」 そう言ったよっちゃんが持っていたのは、確かに身体測定で使うお馴染みの球だった 「これが当たったの?」 確かにそれならこの衝撃の痛さは納得だ、でも問題は 「一体何処から飛んで来たの?」 そう、可恵が言うとうり辺りでは身体測定をしている光景は見えない じゃあなんだ?上から降って来たのか? 「取り敢えず保健室いってきます」