「あの…ですね。わたしがよく行く隠れ家みたいな喫茶店があるんですが、そこのスウィーツをおごってくれませんか?」
あそこは客は少ないが、安くて美味しい雰囲気のいい喫茶店だ
常連のお客さんも何人かいるみたいで、今では私も常連客の一人になっている
「どう…でしょうか?」
何故か固まっている彼に聞く
と、鏜青君の表情は微笑みに変わり
「あぁっ!!そこに行こう」
だから、どうして貴方が嬉しそうにするのかな…
分からん……
「今週の日曜でいいか?」
本当は今日行って終わりにしたかったが、おごってもらうのは私だ
仕方ない、確か日曜日はゴロゴロする予定だったけど…まぁいっか
「はい、分かりました」

