もう戻れないんだよ、きっと。
先生を好きだって認めちゃう前には。
ーーーーー…
ーーー…
「今日は楽しかったなー」
「また来ましょーね!」
夕陽が綺麗な時間に、私たちは電車に揺られていた。
…疲れた…。
すっかり遊び疲れた四人。
そういえば木村がいつの間にかこのメンツに人見知りしなくなっていた。
今日の海で、思い出がまたひとつ。
こうやって記憶を塗り重ねて行けばいつか先生もあの記憶も、辛かった全てのことを忘れてしまえるのかな…。
そうだと、いい。
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