「あー…知ってるかわかんないけど…」 「え?」 「テイラースウィフトの…」 「テイラースウィフト⁉ 私も好きなんです!」 え… 「ほんとステキですよね!声といい、曲といい。顔も可愛いし。あ!今度8月にライブあるんですけどチケット一枚余ってるんで一緒に行きません⁉」 全て言い切って輝きに満ちた彼女の顔。 す、すげー… そんだけよく噛まずに喋ったね。 「あ…すいません。私、すぐ空気読まずにこう…」 「あ、いや…」 「迷惑ですよね。どうか忘れてください」