汚いもの、ちゃんと持ってんだ…。 「ふーん、なるほどな」 「あ?なに言ってんだ、佑夜」 「別に」 ーーー… ーー… その日の放課後。 「小川!」 「佑夜…」 下駄箱で靴を履き替えていると私を呼び止める声。 「一緒に帰ろう」 「……うん」 一瞬の間。 なんとなく気まずいってゆうか なんか、ぎこちなくなってしまう。 …あー、らしくない。 「お前荷物どうすんだよ」 「ああ、うん。取りにいくよ」 「今から?」 「え、今から?」 その会話にプっと吹き出す佑夜に私もおかしくなって笑ってしまう。