スラーっと長くて綺麗な足を見せつけるかのようなスカート。


なんかこの女がいるだけで私は私を全否定されてるかのような、

劣等感にさいなまれる。


「朝から来てるなんて珍しいね!」


笑顔で「先生嬉しいわ!」みたいな顔してるけど、バカにしてることくらい分かる。


「最近は朝から来てますよ。…彼氏に起こされるんで…」


あんたの彼氏からね。


「へぇ、小川さん彼氏いるんだ」

「あまね。優しくてかっこいいよ」


あんたにはもったいないぐらいだよ。