「変態っ」

「今さら否定なんかしねーよ」


開き直ってるし。


「ふふっ」


なんか、おかしいの…。

先生の雰囲気がちょっと違う。


優しくなった…?


「ごはん食べるか」

「うん」


先生が腕をまくる姿が昨日の佑夜とかぶって見えた。


ーー「俺、小川が好きだ」


その言葉はまるで魔法みたいに私の心をかき乱す。


佑夜…

彼のぬくもりを思い出したらまた心が震えた。