「小川…?どした?」


震える。心もカラダも。

どうしてだろ?


想われることは幸せなことなのに
私の心が抱く感情は“恐怖”に似てる。


「佑夜に…告白された…」


先生のTシャツを握る。

私は先生と別れた方がいいのかな。


佑夜のところへ行けば不安はなくなるの?


「あいつ…」


先生がボソッとつぶやく。

私を見つめるとひたいにキスをした。


「風邪ひくぞ。シャワー浴びて来い」