あーあ。 いろんなものが、ウザい。 自分以外の人がいちいち勘に触る。 涙が出るほどの幸せがあるなら生きてるうちに触れてみたいものだ。 ……あんまり期待はしないけど。 誰か。 誰でもいいから。 壊してくれないかな、全部。 …先生…。 気づけば先生を呼んでいた。 …私を壊したのはあいつ。 その破片を集めてくれたのは先生。 違うか。 先生も、私の世界を崩してくれたのか。 「あら、ずいぶんと早いわねー」 鼓膜を揺らしたその声にイラッとしてしまった。