イケメン俺様君のお姫様☆

―――ふわっ



……ん?


背中に何か掛けられた。



そんな感覚がして、私はゆっくりと
目を開けた。



「…起きたのか?」



声が聞こえた方を向くと、
奏汰がこっちを見ていた。



ご飯を食べたあとお風呂に入って、
布団に寝転がって
携帯でメールをしていた私。



そのまま寝てしまったんだ。



「大丈夫か?」


放心状態の私の顔を
覗き込んでくる奏汰。



「…うん、大丈夫」



私は奏汰に微笑んで、
すぐに掛け布団の中に入った。



「…電気消すぞ?」



「うん…」



私がうなずいた瞬間、
電気が消された。



私は奏汰が布団に入ったのを
確認すると、少し重たい
瞼をそっと閉じた。



そして、今日は奏汰に
迫られなかったなと思いながら
眠りについた。