イケメン俺様君のお姫様☆

「いや…それは知らない方が、
いいかな…」



え?どうして?


何か嫌なことが書いてあるとか?



「心配しなくて大丈夫だ。
返信はしないし、もし何か
あったら、俺が必ず守ってやる」



奏汰は、携帯をポケットに
しまいながら、優しい笑顔で
そう言った。



返信しないのはもちろんだけど。


「何かって?」



一体どんなメールが来たのかな。



「それを言うと、お前が傷つく。
だから言えない。
大丈夫。俺が側にいてやるから」



私が傷つく内容って?



私に死ねって言ってるとか?



「元カノは、私のことを
知ってるの?」



私が傷つくことだから、
私のことを書いてあるわけでしょ?



「知ってるみたいだけど、
心配しなくていいよ」



…知ってるのか。


じゃあ、今奏汰と付き合ってる
私を、恨んでるとか?


「…もう、この話は終わりにしよう。
さ、帰ろう。ね?」


駿がそう言った。