イケメン俺様君のお姫様☆

そりゃ、まだ乗りたいものが
いっぱいあるけど、
今はそんな状況じゃないんだよ。



顔の熱が全然引かないんだから。



ほら、2人もまだ驚いている。



「早く行くぞ、ほら」



奏汰に急かされながらも、
なんとか熱を冷ました。



2人もようやく状況を
飲み込んだみたい。



「…行こっか」



優李がそう小さく呟いて
立ち上がった。



「そうだね」



私も席を立ち、私たち4人は
また次の、人が少ない場所
を探しながら楽しんだ。