なんなの!
大丈夫だって言うから、
顔を上げたのに!
全然大丈夫じゃないじゃん!
駿や優李の顔を見ると、
2人とも口を開けて驚いた
顔をしている。
2人もびっくりするよね。
だって、私たちのキス見たの、
初めてだし。
私は奏汰のことを軽く睨んだ。
そんな私に気づいた奏汰は、
私の赤い顔を見て笑っている。
もうっ!ムカつく!!
人をからかうのもいい加減に
してほしい。
「そんな赤くなんなよ。キスくらいで」
そんなこと言われたってねえ!
私は何もかも奏汰が初めてで、
人前でキスなんかしたことない
んだから、恥ずかしいに
決まってるじゃん!
大きな声でそう言おうと
思ったけど、周りには
たくさん人がいるし、心の中で
叫んだ。
でもそんな声が奏汰に聞こえる
はずもなく、奏汰は
何もなかったかのように
席を立った。
「みんな、早く行くぞ。
まだ色々乗るんだろ?」
大丈夫だって言うから、
顔を上げたのに!
全然大丈夫じゃないじゃん!
駿や優李の顔を見ると、
2人とも口を開けて驚いた
顔をしている。
2人もびっくりするよね。
だって、私たちのキス見たの、
初めてだし。
私は奏汰のことを軽く睨んだ。
そんな私に気づいた奏汰は、
私の赤い顔を見て笑っている。
もうっ!ムカつく!!
人をからかうのもいい加減に
してほしい。
「そんな赤くなんなよ。キスくらいで」
そんなこと言われたってねえ!
私は何もかも奏汰が初めてで、
人前でキスなんかしたことない
んだから、恥ずかしいに
決まってるじゃん!
大きな声でそう言おうと
思ったけど、周りには
たくさん人がいるし、心の中で
叫んだ。
でもそんな声が奏汰に聞こえる
はずもなく、奏汰は
何もなかったかのように
席を立った。
「みんな、早く行くぞ。
まだ色々乗るんだろ?」

