イケメン俺様君のお姫様☆

誰か1人は絶叫系が苦手な人が
いるかなと思ったけど、みんな
結構好きみたい。



乗り終わって、私たちは
次に乗るものを決めた。



「何がいいかな?」



ここの遊園地、色々な乗り物が
たくさんあって、長時間
楽しめそう。



「あ!これがいい!」



そう言って優李が指差したのは、
これまた怖そうな絶叫系の乗り物。



わあー。


すっごく楽しそう。



「いいよ。行こう!」



私のテンションは、私が
思ってる以上に上がっていた。



なんてったって5年ぶりだもんな。


小学生の時は、親ととか、
友達ととか、行くって
決まった時は、楽しみで仕方なかった
もんなー。


ジェットコースター乗りまくるぞ!
ってはりきってたな。



「よっしゃ、決定!」



優李がそう言って、
私たちは次の場所に向かった。