「行くぞ」
気がつけば、もうみんな
入場券を手に持っていた。
私も奏汰に引っ張られ、
みんなと一緒に中に入った。
「何乗るー?」
前を歩く優李君が、
後ろを振り返って訊いてきた。
入口でもらったパンフレットを
見ながら考える。
うーん。
やっぱジェットコースター?
実は私、絶叫系好きなんだよね。
よく、意外って言われるけど。
「やっぱり、ジェットコースターでしょ!」
そう言ったのは駿君。
「駿君も絶叫系好きなの?」
「うん!真央ちゃんも?
っていうか、駿でいいよ」
そうなんだ。
一緒だね。
でも、駿でいいって…。
「お願いだから。ね?」
私が黙り込むと、駿君はあの
王子様スマイルで首をかしげた。
気がつけば、もうみんな
入場券を手に持っていた。
私も奏汰に引っ張られ、
みんなと一緒に中に入った。
「何乗るー?」
前を歩く優李君が、
後ろを振り返って訊いてきた。
入口でもらったパンフレットを
見ながら考える。
うーん。
やっぱジェットコースター?
実は私、絶叫系好きなんだよね。
よく、意外って言われるけど。
「やっぱり、ジェットコースターでしょ!」
そう言ったのは駿君。
「駿君も絶叫系好きなの?」
「うん!真央ちゃんも?
っていうか、駿でいいよ」
そうなんだ。
一緒だね。
でも、駿でいいって…。
「お願いだから。ね?」
私が黙り込むと、駿君はあの
王子様スマイルで首をかしげた。

