しばらくして、駅に着いた頃には
みんな起きていた。



電車を降りて、改札を
抜けると目の前には、
大きな観覧車がある。



「観覧車、久しぶりに見たな」



前に来たのは小学生の時だから、
5年以上は見ていない。



ほんと、久しぶりだ。




「最後に一緒に乗ろうな」



ふと、耳元でそんな言葉が聞こえた。



振り向くと、ニコッと笑った顔を
した奏汰。




「え、え?いや、いいよ…」



だって、2人きりでしょ?



何されるか分かんないじゃん。



「絶対乗るからな」



何なのよ!


その俺様な感じは!!



「もちろん、2人でな」



やっぱり、2人だよね…。



ていうか、奏汰ってこんなに
俺様だったっけ?