行くとすごく人が集まっていたんだ。 きっとなんかすごいことになってるに 違いない。と思うとめんどくさくなってきたな。 しかし、当然ここまできてなにもしないわけにはいかなく、真ん中にいるやつらの様子を見た。 見たら、とても驚いた。 僕らがちょうど見たときは 綺麗な女の子が男の首を叩き気絶をさせたところだったんだ。 一くんも同様に驚いていた。 ―――この時僕は、この子のことを もっと知りたい、そう思ったんだ。