な「一さん。」 一「ん?」 な「私、一さんのこと好きです。でもそれは恋愛感情じゃなくて家族に抱くようなものなんです。」 一「…やはりな。」 な「一さんのことは兄のように思ってました。だからこそ、好きっていってくれて嬉しかった…!」 ぎゅ、と一さんの裾を握り俯く。 涙を拭って、笑顔で。 な「一さん、ありがとう。」 これが私が一さんにしてあげられる 唯一のこと。