こ、このことは聞かなかったことに…。






…戻ろう。








スッ。




部屋に戻ると同室のやつが寝る準備をしていた。




隊「おー、戻ってきたのか。どこいってたんだ?」



隊「ちょっとな…。」



隊「なんかあったのか?」





俺の変化にめざとく気づいたやつは
俺に訪ねた。



俺は思わず、




隊「あのな…、」



隊「ん?」



隊「っ、」





いや、言ってはいけない。
だって鬼の副長に一番隊隊長だぞ?




いや、でも、言いたい。
でも言ったら…。
でも、でも、言いたい…!




















―――隊「実はな、」