歳「……~~~!!!」
好きだと自覚してから俺は
勢いよく立ち上がった。
鴨「お。どうした?」
歳「俺帰ります!さよなら!ありがとうございました!」
ぽかんとしてる二人に挨拶をし
ピシャンッと音を立てて
慌てて芹沢邸を飛び出した。
慌てて飛び出したのは芹沢逹に
自覚したことを知られたくないし
何よりこの紅潮した顔を見られたくなかったからだ。
まぁ、慌ててたし最後だけは敬語だったし怪しいところばかりだったから
無駄に勘の良い二人には気づかれているだろう。
…はぁっ。
こんなこと話すつもりなかったのに
何でだ…。
…いや、問題は暗殺なんだ。
切り替えろ、俺。
暗殺。
俺はしたいわけじゃなかった。
ただ、あいつは迷惑だと思ったから。
進んでやりたい訳じゃない。当然だ。
俺も人の子だからな。
まぁ、何にせよ。
あいつの行く末は大方決まっている。
暗殺は、しない。
だが―――――。


