倒れたままじっとしていると
腹の痛みが回復してきたので、
総「僕、帰りますね。」
錦「えー?呑んでかねぇのかよ?」
総「はい。日も暮れてきたので。」
鴨「そうか。では、またな。」
総「ええ。次来たときは、必ず勝ってみせますから。」
鴨「ガハハハハハッ!!楽しみにしてるぞっ!!」
そして
僕は挨拶をして、屯所に戻った。
いつものように襖を勢いよく開け
顔が真っ赤にして怒鳴る土方さんに報告して、自室に戻る。
僕はね、
もともと反対だったんだ。
芹沢鴨を暗殺すること。
だってななかが芹沢さんを
好きだから。多分だけど。
好きな子が大切にしている人は
僕も大切にしたいからね。
恋愛だったら話は別だけど。
理由が不純だな、僕。
でも、これはこれで別にいいでしょ。
一対一で話して暗殺に反対の人は
たくさんいたんだ。
きっと暗殺は――――…


