帰り際。
一「今日は色々生意気言ってすいませんでした。」
鴨「構わぬ。正直な話を聞けて良かった。」
一「いえ…。」
謝っておかないと流石に
気分が悪い。
あんなに好き放題言っていたのだから。
一「では、帰ります。」
鴨「うむ。」
錦「今度一緒に呑もうなっ!!」
一「断る。」
錦「えぇっ?!」
一「…嘘だ。また今度、な。」
軽く笑って俺は芹沢さん達に
背を向けた。
…芹沢さんが吃驚するほど
丸くなっていた。
体型じゃなくて、雰囲気が。
それもななかの影響なんだろうか。
だとしたら本当にあいつは凄いな。
あの芹沢さんならやり直せる気が
するんだ。
俺の考えは甘いかもしれない。
だが、今は芹沢さんと新見と七瀬と
俺の、直感を信じたい。
それを皆に伝えよう。
一が決心した頃芹沢達は、
錦「……芹沢さん、俺斎藤が笑ったところ初めて見た。」
鴨「わしもだ。」
錦「これは、男でも破壊力がある…!!」
鴨「気色悪い。」
錦「ガーン!!」
こんなことが起こっていたということは
一は知るよしもなかった。


