新見が五月蝿いからしばらく黙っていると芹沢さんが口を開いた。
鴨「お主は無愛想でつまらんやつだと
思っていた。」
一「…………。」
いきなりなんなんだ。
それに、そんなことは言われなれている。
鴨「しかし、お主はつまらんやつじゃなかった。」
一「………?」
鴨「お主も他のやつらと同じだった。」
一「………!」
鴨「本当に…、良いやつらばっかだな。新撰組は。」
芹沢さんはそう言って
切なくも温かい笑顔を見せる。
だからって副長の言う通り
罪は消えるわけではない。
俺はまだ、許せない。
…そう思ってたんだ。
だけどあいつが、ななかが
―――『大切だと思ってるんです。』
そんなこと言うから
信じたくなったんだ。
芹沢鴨を。
新見錦を。
他の芹沢派はわからないが、な。


