平「ななか、お手。」



な「はいっ!!」




つい反射神経が…。←
プライドがないみたいじゃないか!!
まぁ、対してそこまでないけどさ。←




平「…はい、あげる。」





ぽんと手に置かれたものは
櫛だった。


綺麗な花で彩られとても
良くできていた。






な「これ…!どうしたの?」



平「非番の時町にいったらたまたま
ななかに似合いそうな櫛を見つけたからさ。買ってきちゃった♪」



な「貰っちゃって、いいの?」



平「もちろん!僕が使うわけにはいかないでしょ(笑)」



な「確かに(笑)」




あははっと
二人で笑いあう。
さっきまでの空気はどこかに行き
今はとても和やかだ。




平「あ、僕が髪を直してあげるよ!」



な「え、でも、」



平「いいからいいから♪」