な「ぇ、えっと…、」




狼狽える私を
じー、と見てくる二人。





な「っ、」





視線に耐えかね思わず目をそらす。
すると目をそらした先にお猪口が目に入った。


私は素早くお猪口を手に取り




な「な、なんか喉が渇いちゃったな~。」




そのままぐびーっと勢いよく飲みほす。





総「ななかそれは…!!」





その声を最後に
私はこの日の記憶がない。