パチリ




目が覚めたらまた
真っ白な世界にいた。




黒「おぉ、起きたのか。」



な「…………………。」



黒「なんじゃその微妙な顔は。」



な「なんでやねん。」



黒「は?」



な「なんで私ここにいるわけ?」




宴楽しみにしてたのにさ、そのために
充電しようと頑張って寝ようとして
やっと寝てたみたいなのにさ。




黒「おめでとうと言いたくての。」




私が睨んでいるのに気づかないのか
黒猫ちゃんは満面の笑顔でそう言った。



…まぁ、いっか。
そんな毒気のない笑顔を見せられたら
どうでもよくなっちゃった。