「そう、ですよね。私たちは相思相愛で」 「一心同体だから」 ようやっと誉に笑顔が戻る。 「夢の瑞希さんは別人ですね」 「いや、おんなじじゃない」 ガガンっ、とショックを受けて固まる誉に笑いつつ。 「次眠れば、“血まみれの俺”が出てくるだろうから、綺麗に洗ってあげてよ」 その意味を分かってしまうあたり――安堵した誉は、また眠りについた。