反論出来ないんだ。 泣くしかなかった、泣きじゃくるしかない。 力ない女児は背を丸めて嗚咽をあげるしかないがーーもう、私は大人じゃないか。 自身の手が大きくなっているのを確認する。 細長い指で拳を作ったところで高が知れている。ならば、この長い指で何が出来るだろうか。 「もう、私はーー」 女の首に手を回す。 「あなたがいなくても、生きて行ける」 笑いながら、絞殺していった。