「ど、どこに行ってた、んです、かぁ……?」
「屋上。――少し先生と話がしたいから、誉も行ってくれるかな。ついで、美菜ちゃんのケアも」
「けあ?」
「大人げなくあたってしまった。別段、どうでもいいが、後から先生にねちねち嫌味言われるのも嫌だし」
「聞こえているわよー」
「み、瑞希さんが、言うなら……」
釈然としない顔だが、瑞希の言うこと絶対誉は、病室から出ていく。
「まー、話がしたいって何かしら」
「あなたを殺したい」
「病院で殺害予告されちゃ、笑えないわねぇ」
腕から伸びる点滴を抜かれてしまう、と言葉と反して笑う先生を、瑞希は見下ろす。


