☆
珈琲のいい香りが漂う店内。
ジョニーさん曰く、私特製に作ってくれたらしいスペシャルのコーヒーをかき混ぜる。
「ねぇ、本当にあの柚季ちゃん?」
「そっちこそ、本当にあのなっちゃんなの?」
疑うような視線に、私だって信じたくない!そんな思いで返す。
「「……ぜーったい違う!」」
「ハモるな!」
「ハモんないで!」
私たちはお互いにふんっと顔を背けた。
「柚季、棗に早く会いたいって言ってただろ」
隣に座ってた椿がどこから取り出したのか、パソコンを操作しながらちらりと一瞬だけ視線を寄こした。
図星を言われ、心臓の奥にうっ…と突き刺さる。
「お前達昔は、鬱陶しいくらい仲良かったのにな」
……それは女の子だと思ってたから!
思わず叫びそうになった言葉を抑え、ちらりと横目であいつを見た。
あぶないあぶない。
そんな事知られると、次はさっきの100倍くらい毒を吐かれそうだ。
私はスペシャルコーヒーを口にすると、可愛げのなくなった目の前のなっちゃんにため息をついた。
珈琲のいい香りが漂う店内。
ジョニーさん曰く、私特製に作ってくれたらしいスペシャルのコーヒーをかき混ぜる。
「ねぇ、本当にあの柚季ちゃん?」
「そっちこそ、本当にあのなっちゃんなの?」
疑うような視線に、私だって信じたくない!そんな思いで返す。
「「……ぜーったい違う!」」
「ハモるな!」
「ハモんないで!」
私たちはお互いにふんっと顔を背けた。
「柚季、棗に早く会いたいって言ってただろ」
隣に座ってた椿がどこから取り出したのか、パソコンを操作しながらちらりと一瞬だけ視線を寄こした。
図星を言われ、心臓の奥にうっ…と突き刺さる。
「お前達昔は、鬱陶しいくらい仲良かったのにな」
……それは女の子だと思ってたから!
思わず叫びそうになった言葉を抑え、ちらりと横目であいつを見た。
あぶないあぶない。
そんな事知られると、次はさっきの100倍くらい毒を吐かれそうだ。
私はスペシャルコーヒーを口にすると、可愛げのなくなった目の前のなっちゃんにため息をついた。

