「マドンナ健在だな」 聞こえた声。 俺も、リョウも そしてきっとレンも 憧れた人。 「いぇーい!」 リョウが酒を一気に飲んだ。 嬉しいんだろうな。 それはそうか。 何年越しの恋だったのだろう。 それも、伝えられない。 「ナツメ、好き!」 リョウが放った言葉に 「俺も」 レンが言った。 レン、何かにふっきれたのか? 俺が知ってるレンじゃない。 「お、俺も!」 ナツメはまた笑った。 「私もみんなのことが大好きだよ」