「南央、また背伸びたか?」




そう言って翔龍くんは南央の頭を撫でた。







「翔龍くん、寒いでしょ?早く中に入って?」









季節はあっという間に12月。






玄関は冷える。



南央もだけど、
翔龍くんにも風邪を引いてほしくない。