蝶姫×黒擂Ⅰ

こんないちゃもんつけやがって…

向こうからわざとぶつかって怪我したと言い張り
金を要求しているだけだろう


そっと気配を消して奴等に近づいていくと、少し手前で立ち止まる



『なぁ、そこで何してんの?』


男の様な低い声で奴等に話しかけると
全員がこっちを目を向ける



「んだ、てめぇ?

見てわかんねぇのか?


コイツが俺のダチに怪我させたから慰謝料請求してんだよ」


相手の胸ぐらを掴み壁に押し付けながら
当然だ。と言わんばかりの顔で言う男


もう一人は肩を抑え痛がりながら倒れている…フリをしている


そしてもう一人は倒れている奴を心配そうにしているフリ



『そんなふうには見えねぇけどなぁ…

だっせぇな、3対1かよ』


小馬鹿にしたように笑うと
倒れていた奴と付き添っていた奴が立ち上がった



「てめぇ…、……やれっ!」


私にムカついたのだろう
ボスらしき奴が二人に指示する




それを合図に二人が拳を振り上げて向かってくる