案の定、教室に戻った私達は先生に怒られてしまった。

でも、サボった事に後悔なんてしてない。


サボってしまった罪悪感よりも、ちゃんと話せてスッキリした気持ちの方が勝ってたから。


本当にありがとう、華波ちゃん。

この借り、いつか絶対に返すからね!


私はそっと心の中で呟いた。