「まぁ、そうゆう事でいいじゃないか、本題は今からなんだからな」
本題?
紹介が本題じゃなかったの?
お父さんは料理を食べながら将也さんと喋っている。
私と三上は一口も料理に手を付けずにまだ現実を受け入れきれていない。
「じゃあ、本題に入ろうか」
将也さんは料理を食べながら話始めた。
「まず、悠夜、お前は陽菜ちゃんの家へと行ってもらう」
「……ぶはっ」
三上は飲んでいたオレンジジュースを吹いた。
「はっはぁ!?」
「婚約者だ、当たり前だろう?」
将也さんは淡々と喋っている。
そして次いでに私も飲んでいたアップルジュースを吹いてしまっていた。

