大嫌いなアイツは婚約者!?







「う、嘘でしょ……!?」



「陽菜ちゃん?どうかしたかい?」





私がうろたえていると将也さんが優しく声をかけてきてくれた。




「陽菜?どうした?取り合えず座ったらどうだ?」




お父さんも不思議そうな顔をして隣に座るように指を指している。






「あの…将也さん?」


「ん?どうかした?」


「お、お隣にいる方は……?」




私は三上に目線を向ける。


バッチリ目線が合ってお互い信じられないと言う顔で見る。









「ふふっ、私の息子だよ?陽菜ちゃん」



将也さんは笑ってその息子さんの背中を叩いた。






「陽菜、いい加減座りなさい」




お父さんに言われ、私は動揺を隠せずに座り込んだ。