そこに置かれてあったのは派手すぎず、地味すぎないワンピースだった。
可愛いけど、上品さも兼ね添えている薄い水色のワンピース。
それは全体的にフワッとしていて、丈も丁度良い位。
早速それに着替え、横に置いてあった上に羽織る可愛い白いカーディガンを着て、お父さんの下へと行く。
「お父さん、着替えたよ」
「おぉ、いいじゃないか、じゃあ髪はスタイリストさん呼んであるからゲストルームへと行っておいで」
私はゲストルームへと向かうとそこにはいつも通っている所の女の人がいた。
「あ、お久しぶりです、佳代(カヨ)さん!」
「あらぁ!陽菜ちゃんっ!可愛い~!」
私は大きな鏡が置いてあるところへ行って、鏡の前へと座った。
「今日は清楚な感じにしてって頼まれたから、私なりにやらせてもらうわよ?」
「はい、よろしくお願いしますっ」
佳代さんは手際よく私の髪を整えていく。
あっと言う間に髪のセットは終わって、今度は薄くメイクをされた。

