大嫌いなアイツは婚約者!?








「そっか……でも陽菜」



「ん?」




由美は真剣な顔をして私の手を握る。





「えっ」




「何か合ったら絶対私に話してね!絶対相談に乗るから!」





彼女は瞳をキラキラと輝かせ握る手の力をさらに込めた。






「ふふっ、ありがと」




私はそんな由美を見て思わず笑みがこぼれる。






「さっ食べちゃお?」



私がそう言うと由美は手を放してパンに噛り付いていた。