私は由美のところへお弁当を持って昨日起こった事を全て話した。
話し終わって最後に大きなため息をつき、由美を見ると「何それ!?」と言わんばかりの顔をして私を見ていた。
「え、陽菜…こ、婚約者!?」
「しーっしー!声が大きいよ!由美!」
由美はここが教室なのを忘れているのか声を荒げた。
私は周りを見渡し、周りが反応していないかを見る。
…良かった、誰も聞いてなかったみたい…
私は安心して再び由美と視線を合わせる。
「陽菜…それ、OKしちゃったの?」
「うん…お父さん達は嫌だったらやめるって言ってくれたし、何か不安にさせちゃってるっぽいし…」
由美は不安そうな顔をして私を見る。
私はお弁当を一口食べてはまたため息をついた。

