嘘つきと夏の木漏れ日

このまま寝れそう。


そんなとき。


私の頬が冷んやりとしたものに包まれた。


私は咄嗟に目を開ける。


私の頬を包んでいたのは、高田くんの掌だった。

大きくて少し角張った手。


なんか…安心する。



高田くんは目を細めて微笑みながら言った。


「俺の手、冷たいから気持ちいいでしょ?」



私もつられて微笑みながら言った。




「うん。……すごいひんやり」